我田の森・田んぼの草取り

田んぼの脇にあるハナイカダに沢山の実がついてましたよ。葉の真ん中に花が咲き、実をつける面白い落葉樹です。ツヤツヤ黒色になるのが楽しみですね~。

本日の我田の森は、程よい曇天で作業日和♪…と思いきや、風がなく蒸し暑い一日。

田んぼの手入れ作業は水曜日がメインですが、里山クラブ可児のメンバーも今日は多く集まり畑、山の手入れ作業のほか、田んぼの草取りも大勢ではかどりました!

我田の森では、イネのほか大賀ハスも育てて花を楽しんでいます。もうすぐ咲きそうなつぼみを発見!!

しかし、こちらにも水辺を好む水生植物が~~~!ハスの生息域をおびやかしています。

特にこのコは厄介(>_<)。。。でも、よく見ると三角△の茎が特徴的な、面白い植物なんですよね~。花穂がついているところから上部は葉が変形した部分だそうです。本当に、植物のカタチは見ていて飽きないなぁ。

サンカクイという植物で、華道の花材になったりするそうですよ。どなたか要りませんか~?

今日はお昼もいただきものが多くて賑やか!(^^)!

作業後のご飯とおしゃべりが楽しいひと時です。

我田の森の緑が深くなってきました

梅雨の晴れ間、今日も我田の森の手入れ作業に出発!!

5月に皆で植えた田んぼビオトープには草が繁茂してきました。道具を使ったり素手で草取りをしていきます。

山の水量が増して、沢に流れる水の音が作業中にはとっても心地いい♪

カエルの声も聞こえました。

あっ!羽化したばかりかな?シオカラトンボ発見。…草取りしているうちに飛び立っていきました。

エゴの実が膨らみはじめてます。卵型の可愛い実ですが毒性があるそうですよ。

先月5月18日の花の様子はこちら。下から見ると星形で黄色いシベが目立つ可愛い花です。今後は実が熟して果皮が割れる様子も可愛らしい、眺めるのが楽しい我田の森の樹の一つです。

我田の森のササユリが見頃を迎えています

我田の森に自生するササユリが今年もキレイな花を咲かせています。

淡いピンク色から白色へとうつる花色と清楚な草姿、さわやかな甘い香りも清々しく、里山を通る風に揺れて気持ちよさそう~~。

雨とお日様が降り注ぎ、畑の作物だけでなく畑に侵入してくる草たちもモリモリ育ちます。

今日は市内のオカリナサークルが練習に来る日でもあり、里山に響く音色に草刈りと草むしり作業も気分よくできました。

そしてカタツムリもこの季節を感じさせてくれますね~。かわいらしい!

里山仕事のあとの楽しみ

稲の苗の成長を待つあいだも、里山クラブ可児のメンバーは畑仕事に山仕事に精がでます。

急峻な斜面下方での、傷んだハナモモの伐採作業は足元に気を付けながら…。

一方で春ならではの楽しみも♪ ゴンゼツという呼び名でもおなじみ、てんぷらにすると美味しいコシアブラの新芽。ちょっと開きすぎかな?

まだ小さめのタケノコはホイル焼きでお醤油を垂らしていただきました。

次は目で楽しむ春の様子をお届けしたいと思います~♪ お楽しみに。

里山クラブ可児・田んぼビオトープの苗づくり

【田植えの準備がはじまってます】

4月2日の水プロは5月に行う自然学校「田植え体験」の準備=苗づくりがはじまりました。

里山クラブ可児の田んぼでは「育苗箱」は使いません。田んぼの中に「苗床」をつくって育苗します。苗床を整えていたら、冬眠していたタニシやヤゴがモゾモゾ動き出しているのがみえました♪

昨年収穫した籾をあらかじめ浸水し「芽出し」させた種籾を、田んぼビオトープの最上段に作った苗床に蒔きます。(今朝になって発芽が確認できたそうです!ベストタイミング!)

1mmほどのカワイイ芽が出ている様子がみえるかな?

これからひと月ほどかけて、水温・水量・日射・温度を管理しつつ、苗をそだてていきますよ~。

里山クラブ可児では、四季を通じていろんな自然体験が楽しめます♪

我田の森より 謹賀新年

あけましておめでとうございます。

我田の森の管理棟では、田んぼビオトープで収穫された稲ワラで手作りされたしめ縄で年神様をお迎えしています。

里山の恵みと地域の皆様のご理解ご協力に感謝し、2025年の活動が安全で楽しくできますように・・・。本年も里山クラブ可児をよろしくお願いいたします。

里山きまぐれ活動日誌(5月中旬)

こんにちは!我田の森の展望デッキではウツギの花が見頃です。時おり雨がパラつく中、今日は畑仕事と雑木林の整備作業です。

以前の活動で切り出したヒノキを製材するためにはこびだします。

葉の部分は近々植え付けるサツマイモ苗の覆いに使い、細かい枝はチッパー(枝葉粉砕機)で細かくして土壌改良にも使います…。

作業場の近くでカキが花をつけてました。これはたしか渋柿です。

ガクがすでに立派な大きさなのに対して、ごく控えめな花ですね(^^)

 

春♪お出迎え準備

4月21日、曇り空を気にしながら森の整備。散策路に危ない朽ち木がないか?などチェックして・・・

温かくなる前から少しずつ準備してきた子どもたちの遊び場に、小鳥も遊びに来てもらえるようにエサ台も取り付けました。

小鳥のさえずり、子どもたちの笑い声があふれる我田の森では共に里山の自然を楽しむ仲間をお待ちしています♪

来週4/27㈯は「森の学校(春)」があり、新緑の森の散策とピザづくり体験ができますよ。

自分で生地をこねて、窯で焼いてもらうピザはとっても美味しい!!残席が若干ありますので、気になる方はメールフォームでご連絡くださいね。

前回の様子はこちらから。https://www.satoyamakurabukani.com/%e7%92%b0%e5%a2%83%e6%95%99%e8%82%b2%ef%bc%88esd%ef%bc%89/

イノシシの侵入

甘酸っぱいフユイチゴが足元にたくさん♪11月の我田の森です。

ビオトープ池の近くではネズミモチが実を付けています

電柵を越えてイノシシが田んぼに侵入していました!!

畔が踏み荒らされてドロドロです。

夜間の田んぼを守る電柵をチェック、チェック!  …どうも線の汚れと劣化であまり効いていないらしいです。

田んぼをぐるりと囲んだ古い電線を外して、新しいものと取り換えていきます。

これで来週は荒らされずに済みます♪

今年は各地でクマの被害も報告されてますね。野生動物との共生を考える時、動物たちと人間たちの生活圏の境界に里山が位置しています。近年はその里山の手入れがされておらず、境界が不明瞭になってきており、だから動物たちが食料を求めて急に人里に現れてしまうという出来事が起こっている。とも言われています。

野生動物の山 ⇔ 人里(住宅地、畑)

野生動物の山 ⇔ 里山 ⇔ 人里(住宅地、畑)

私たちの我田の森があることで、他の住宅地にまで被害が及ばないことに多少なりとも寄与しているのであれば嬉しいですね。

我田の森の植物(ササユリ)

蛍が飛び交う季節が訪れるころ、

我田の森ではササユリの開花を迎えます。

ササユリ 6月初め

ササユリは古くは古事記にも登場する日本固有のユリ、中部以西の低山地で見られますが

近年はその数が減ってきているそうです。

我田の森では今年は例年より早く開花しました。

咲き始めはピンク色がはっきりしていますが咲き進むにつれて白くなっていきます。

山の中でも土が湿り気を帯びているところに群生しています。

花が咲いているときは目につくのですが、そうではないときはササと見間違えて

刈ってしまわないように手入れをするメンバーが気を付けていてくれてます。

一方草刈りをしなければ藪に覆われてしまい、楽しめない…

人の手が適度に入るからこそキレイな姿を見せてくれる里山の植物です。